ハムスターの妊娠期間と妊娠による変化

ハムスターをつがいで同じケージに入れると
高い確率で妊娠します。
ハムスターの妊娠期間は約3週間と短く
妊娠による変化を知り素早く対応する
必要があります。
妊娠後のメスは神経質になり
ストレスが溜まると育児放棄など
トラブルの原因になるためです。
トラブルを回避するため
ハムスターの妊娠による変化を
理解しておきましょう。
親のハムスターも生まれてくるハムスターも
みんなが元気に過ごせるようになりますよ☆
この記事では、
- 妊娠期間
- 妊娠によるハムスターの変化
- 妊娠によるハムスターの変化への対応
について書いていきます。
ハムスターの妊娠期間
ハムスターの妊娠期間は種類によって
違いがあります。
●ゴールデンハムスター
16日〜18日
●ジャンガリアンハムスターなど小型のハムスター
18日〜21日
ゴールデンハムスターの方が少し短いので
注意しておきましょう。
妊娠によるハムスターの変化
妊娠したメスはオスを極端に嫌がるようになります。
妊娠して神経質になるためです。
ジャンガリアンハムスターは妊娠後も
同居できる可能性がありますが、
妊娠したメスがイヤがっているようであれば
離すようにしましょう。
メスは妊娠すると
- 巣材を集めて巣箱にこもることが多くなる。
- 食欲が増加する
といった変化が見られます。
体重も増加し見た目も大きくなります。
妊娠によるハムスターの変化への対応
妊娠したハムスターに対する意識として
出産に向けてサポートをする
気持ちで対応しましょう。
ハムスターがストレスを溜め
安心して出産に臨めない環境だと
出産後の育児放棄や子喰いの原因になるからです。
具体的にすることは
- 巣材を多く入れる
- タンパク質を多く含む食べ物を与える
- エサをいつもより多めに与える
です。
巣材を多く入れる
出産が近くなると巣に体量の巣材を
運ぶようになります。
メスが自分でせっせと運ぶので
巣材を多めに入れたら
あとはそっとしておきましょう。
タンパク質を多く含む食べ物を与える
妊娠中は親ハムスターの体調維持や
子ハムスターの成長のために
栄養分を多く必要とします。
栄養が不足しないように
にぼしやチーズなど、
タンパク質を多く含む食べ物を多めに
与えるようにしましょう。
エサをいつもより多く与える
妊娠中のハムスターは食欲が増加します。
食べる量も増えるのですが
巣にため込む量も増えるようになります。
普段の2倍近い量を与えても
大丈夫ですよ。
ただ野菜など腐りやすいものを
巣にため込まないように
様子は見ておきましょう。